試合の中で覚える
2015年 11月 22日
昨日は、来週土曜日の練習試合に向けて、シートノックや実践形式のバッティング練習を行いました。
普段は実践的な練習をほとんどしていませんので、未知の状況に選手たちは戸惑っていました。(笑)
しかし、目の前の勝利にこだわり過ぎないのであれば、普段の練習では基礎的な練習と身体能力を向上させるようなトレーニングを行い、カットプレーやサインプレーなどの野球独特の動きは、試合の中でやってみて失敗させながら覚えていけばよいのではないかとも感じます。
もちろん、将来的には野球独特の動きもしっかりと覚えていってほしいと思いますが、目の前の勝利にこだわり過ぎず、彼らの将来を第一に考えるのであれば、それらのことは長い練習時間をとってまでやることではないように思えてきます。
今度の練習試合でも、他のチームと比較すると、どうしても、「えっ!」と思うようなミスもあるかも知れません。
でも、それはこれからの彼らの野球人生をどこまで長く見ているかで、見え方が変わってきます。
長い目でとらえれば、わざわざ実践的な練習を長くやるのではなく、試合の中の失敗から野球を知っていくことは彼らにとって、とても効率がいいやり方ではないでしょうか。
部員が15人に増え、いよいよ試合ができるようになった小学部ですが、「選手の将来を大切にする」という思いと取り組みはぶれません。
明日の実践練習でも、思いっきり自分のプレーを表現して、どんどん失敗して成長していきましょう!
Iコーチ