常にゴールから
2014年 03月 10日
2年生はメイングラウンドで練習試合
3年生は小代グラウンドで練習でした。
3年生は久しぶりに、グラウンドを独占できるので
とても楽しそうにグラウンドを駆け回ってました。
さて、普段1年生を指導している私にとって、3年生とはあまり話す機会がありません。
なので、練習後に10分程、1つのテーマについて、話をしました。
テーマは「ゴールはなに?」です。
私ごとですが、半年前、友人の紹介で出会った人と3人で食事&会話する機会がありました。
その時、その人が「この会話の出口ってどこなん?」と言ってきました。
そこで私は「はっ」と思ったのです。
人の行動すべてにおいて、ゴールがあり、そのゴールから逆算して
行動を行わないと、とんでもない方向に進んでしまうと。。。
例えば、大阪から東京に行きたい場合。
新大阪から新幹線に乗って東京に向かいますよね!
しかし、新大阪駅で福岡行きの新幹線に乗ったとします。
どうでしょうか?
永遠、ゴールの東京には着きませんよね!!!
実生活でも、野球でも、社会に出てサラリーマンや経営者になっても
それは一緒。
自分がやりたいことをゴールとして、そのために過程を考えなければなりません。
過程があって、ゴールが見えるのでは「ない」のです。まずはゴールを見据えること、
これが大切だと私は感じます。
具体的に3年生に対して言った事は「ノックのゴールってなんだろう?」でした。
3年生のH選手は「連携をミスせずにやるために行います」と言い、
そして、「そのランナーをアウトにする為です」とH選手は答えてくれました。
要するにアウトすれば良いんです。ランナーをアウトに出来れば捕る形や姿勢など、
何でも良いのです。捕る姿勢がいくら「世界一綺麗」でも、それがアウトにならなければ
意味がありません。野球はフィギュアスケートや新体操のように綺麗さを競うスポーツでは
ないから。。。
私の野球経験上、日本の「ノック」という練習は、
捕る形や捕る姿勢がゴールになっているんじゃないかと思う事が
多々ありました。
だから今日は3年生に対して、「高校に進んでも、高校で学ぶこと、
堺ビッグボーイズで学んだ事など色々葛藤することがあると思うけど、
自分自身でゴールを決めて、自分自身で過程を考えて進んでいけば、
きっと良い選手&良い人材になる」と話をしました。
私もまだまだ未熟でありますので、自分への戒めとして話をしました。
そして今日3年生と話せた時間は貴重なものとなりました。
3年生ありがとう!!
さて明日からも笑顔で、楽しく、元気でがんばりましょう!!!
コーチ/N