先輩の歩み。
2012年 10月 12日
HコーチがOBの近況を報告してくれました。私からもその話題を。
堺ビッグボーイズ15,16期生は全国優勝を果たしました。2連覇ですね。
彼らが25,26歳になって、今も野球を今も続けているのは3名。
キャプテンだった岡崎君は慶応大学-JFE東日本。渡邉君はホンダ鈴鹿で野球を続けています。渡邉君はビッグでは控えの二塁手でした。
16期生は誰も野球を続けていません。久富コーチの代です。
ジャイアンツカップに出場した21期生。今は大学4年生の歳になります。
大学野球、秋のリーグ戦にレギュラーで出場している選手は2名。
浦東厳君は福井工大でがんばっていると聞いています。もう一人は関西国際大学の宮之前傑君。実は彼もビッグでは控え選手でした。
23期生で唯一、大学野球のリーグ戦に出場しているのは山﨑悟君。天理大学で投手として登板しています。
そして彼も控え選手でした。
何が言いたいか、おわかりだと思います。そうなんです。中学の時点でチームが強かった。自分がレギュラーである、主力であるというのが、その後順調にいくわけではないということなんです。
彼らに共通していたことが2つあります。投げる、打つ、の基本的なフォームはとても良かった。ただ、当時は身体が小さかった、身体に力がなかった。その時に体格的に大きかった、身体に力があった選手が有利だったわけですね。
もう一つは、凄く野球が好きだったこと。だから、与えられたことを黙々とこなしていた記憶があります。
もう一つの例は、もっとさかのぼります。
堺ビッグボーイズ6期生。チームが始めて春夏と全国大会に出場してそれぞれベスト4。強いビッグの扉を開けてくれた年です。
キャプテンだった杉原直大さんは、世界大会でも4番として活躍。天理高校に進学し、甲子園にも主力選手で2度出場。当時の有名人でした。関西大学-三菱自動車三原でプレーしましたが、プロ入りはならずでした。
先日その杉原さんがFacebookを通じてビッグの現役選手にこんなコメントをしてくれました。
『君達の5年後、10年後はどうなっているのだろう!?
今、自分達にできる努力を全力でしてもらいたいです(^^)
将来、過去を振り返らないためにも!!
まだまだ可能性は無限大(*_*)
今の努力がきっと力になるから\(^_^)/』
とても実感がこもったコメントでした。
その時に堺ビッグボーイズからプロ入り第一号となったのが橋本大祐さん。初芝橋本高校-富士大学を経て、阪神タイガースに指名されました。
そして、、、、、彼もビッグではエースでなく、3番手のピッチャーでした。。。今は大阪市内で接骨院を営まれています。
ビッグから離れますが、現在ニューヨークヤンキースで活躍している黒田博樹投手。仕事で縁がある選手なのですが、彼は上宮高校の同じく3番手ピッチャーなのでした。それが今やメジャーリーガーです。しかもヤンキースの。
なぜなのか?「彼らが地道に頑張った。」のが最大の理由であるのは間違いありません。
しかし、その当時に目立っていた選手が、中学で、高校で、オーバーワーク(特にピッチャーの投げ過ぎ。)し過ぎのため、ケガをした。調子を崩したまま戻らなかった、そんな例も山ほど見てきました。今の野球界はその状況に変化は起きていないのが実情です。
そこに堺ビッグボーイズは変化を起そうとチャレンジしています。
今の1年生は現在44名。練習を見ているとみんな張り切って頑張ってくれています。メンバーに入る、レギュラーになるのは熾烈な競争ですね。
そして、ふと思います。
「今、メンバーに入っていない。レギュラーでない。でも、コツコツ基礎を作っている。ナニクソの気持ちを内に秘めている。そんな選手がきっと、先の野球で、人生で花開くんだろうな。」
今の2年生はまだまだ結果が出ていません。特色として「時間が掛かる」選手が多いからです。
練習を見ていて感じます。
「ひょっとしたらこの代は勝てないかも知れない。でも、練習に望む真摯さはとても良い。保護者もチームの主旨を理解している方が多く、一喜一憂していない。この中からプロ選手も出ればいいけど、長く野球を続ける選手、社会で活躍するリーダーが生まれそうだな。」
長い眼で、彼らに接する、粘り強く、彼らの成長を見守る。次世代を託す人材を育成しましょう!
代表S
堺ビッグボーイズ15,16期生は全国優勝を果たしました。2連覇ですね。
彼らが25,26歳になって、今も野球を今も続けているのは3名。
キャプテンだった岡崎君は慶応大学-JFE東日本。渡邉君はホンダ鈴鹿で野球を続けています。渡邉君はビッグでは控えの二塁手でした。
16期生は誰も野球を続けていません。久富コーチの代です。
ジャイアンツカップに出場した21期生。今は大学4年生の歳になります。
大学野球、秋のリーグ戦にレギュラーで出場している選手は2名。
浦東厳君は福井工大でがんばっていると聞いています。もう一人は関西国際大学の宮之前傑君。実は彼もビッグでは控え選手でした。
23期生で唯一、大学野球のリーグ戦に出場しているのは山﨑悟君。天理大学で投手として登板しています。
そして彼も控え選手でした。
何が言いたいか、おわかりだと思います。そうなんです。中学の時点でチームが強かった。自分がレギュラーである、主力であるというのが、その後順調にいくわけではないということなんです。
彼らに共通していたことが2つあります。投げる、打つ、の基本的なフォームはとても良かった。ただ、当時は身体が小さかった、身体に力がなかった。その時に体格的に大きかった、身体に力があった選手が有利だったわけですね。
もう一つは、凄く野球が好きだったこと。だから、与えられたことを黙々とこなしていた記憶があります。
もう一つの例は、もっとさかのぼります。
堺ビッグボーイズ6期生。チームが始めて春夏と全国大会に出場してそれぞれベスト4。強いビッグの扉を開けてくれた年です。
キャプテンだった杉原直大さんは、世界大会でも4番として活躍。天理高校に進学し、甲子園にも主力選手で2度出場。当時の有名人でした。関西大学-三菱自動車三原でプレーしましたが、プロ入りはならずでした。
先日その杉原さんがFacebookを通じてビッグの現役選手にこんなコメントをしてくれました。
『君達の5年後、10年後はどうなっているのだろう!?
今、自分達にできる努力を全力でしてもらいたいです(^^)
将来、過去を振り返らないためにも!!
まだまだ可能性は無限大(*_*)
今の努力がきっと力になるから\(^_^)/』
とても実感がこもったコメントでした。
その時に堺ビッグボーイズからプロ入り第一号となったのが橋本大祐さん。初芝橋本高校-富士大学を経て、阪神タイガースに指名されました。
そして、、、、、彼もビッグではエースでなく、3番手のピッチャーでした。。。今は大阪市内で接骨院を営まれています。
ビッグから離れますが、現在ニューヨークヤンキースで活躍している黒田博樹投手。仕事で縁がある選手なのですが、彼は上宮高校の同じく3番手ピッチャーなのでした。それが今やメジャーリーガーです。しかもヤンキースの。
なぜなのか?「彼らが地道に頑張った。」のが最大の理由であるのは間違いありません。
しかし、その当時に目立っていた選手が、中学で、高校で、オーバーワーク(特にピッチャーの投げ過ぎ。)し過ぎのため、ケガをした。調子を崩したまま戻らなかった、そんな例も山ほど見てきました。今の野球界はその状況に変化は起きていないのが実情です。
そこに堺ビッグボーイズは変化を起そうとチャレンジしています。
今の1年生は現在44名。練習を見ているとみんな張り切って頑張ってくれています。メンバーに入る、レギュラーになるのは熾烈な競争ですね。
そして、ふと思います。
「今、メンバーに入っていない。レギュラーでない。でも、コツコツ基礎を作っている。ナニクソの気持ちを内に秘めている。そんな選手がきっと、先の野球で、人生で花開くんだろうな。」
今の2年生はまだまだ結果が出ていません。特色として「時間が掛かる」選手が多いからです。
練習を見ていて感じます。
「ひょっとしたらこの代は勝てないかも知れない。でも、練習に望む真摯さはとても良い。保護者もチームの主旨を理解している方が多く、一喜一憂していない。この中からプロ選手も出ればいいけど、長く野球を続ける選手、社会で活躍するリーダーが生まれそうだな。」
長い眼で、彼らに接する、粘り強く、彼らの成長を見守る。次世代を託す人材を育成しましょう!
代表S
by sbb_blog
| 2012-10-12 08:10
| 代表ブログ