理由
2011年 09月 13日
連続した2日で10イニングを超えて投球することはできない
当然ですが、投手の負担を軽減するためです。
長年、ボーイズリーグに携わってきましたが、「投手の育成」については、大きな、大きな問題があると感じています。
当たり前のように同じピッチャーが、1年生の時から、いつもいつも投げている。しかも完投させて。次の日も、また次の日も。
「あの子、小学校の時、すごかったんやで。」
「あの子、1年の時良かったのにな~。」
「あの子、中学の時、MAX130Km投げたんやで。」
が、「あの子、もう全然あかんやん。」
「あの子、手術したらしいで。」
「あの子、もうやめたらしいで。」
どれだけ聞いたことか。
でも、「全く」変わっていないのが現状です。特に練習試合、試合がどんどん多くなっている。
ダブルヘッダーが続くルールで、2日で10イニングは無理があるのではないか?
「勝つため」の投手起用と、育成から考えた「アプローチ」では、根本的なプロセスが違います。
中学で終わっていいなら、毎日投げれば、投げ続ければいい。果たして中学での野球が最終目標の子供はいるだろうか?
強豪と言われているチームの投手が、その後どうなっているか?
小学校で「強豪」と、名を轟かせているチーム。
中学で「強豪」と、名を轟かせているチーム。
高校で「甲子園常連」と、名を轟かせているチーム。
本当に「育成」が成されているのか?大きな疑問を感じずにはいられません。
スーパーバイザーの小島さん曰く、「花を早く咲かせようとしてはいけない。蕾からじっくり水をやり、肥料を与えて、陽を浴びて育てていくべき。」
信念持って取り組みたいと思います。
代表S