子供はわかっている。
2011年 06月 28日
彼らはよくわかっています。「子供だから」だなんて、軽く考えていては、彼らの胸には響きません。
正面から向き合わなければ。
我々は年を重ねた分だけ、彼らより「わかっている」と思いがちですが、重ねたのは経験であって、良い経験だけでなく、実は世間に「毒されている」部分も多くあります。
この子は我々の指導方針に真っ直ぐ向き合っているな。そんな子の視線。
この子は家庭で違う情報が入っているな。そんな子の動き。
この子は技術的に違うことをやっているな。そんな子の身体の使い方。
長年見ていると何となくわかるようになるものです。
当たり前ですが、家庭での環境が何より大きい。保護者の方の捉え方、向き合い方が大きく左右すると思います。
ついつい、期待がある分、可愛い分、言いたくなる。
私は思います。幼少期、技術的な部分はあまり言わない方がいい。特に枝葉の部分の技術論は危険です。
ボールを投げるのに、
「肘をもっと高く上げて。」
「腕をもっと振って。」
バットを振るのに、
「バットを上から振れ。」
「脇をもっと締めて。」
副作用があまりにも大きいので、特に控えた方が良い言葉です。
今はチームで取り組んでいる指導方針に真っ直ぐ取り組んで欲しいと願います。
可愛い子供の成長を願うのであれば。。。
代表S